探偵事務所を起業する手順
探偵学校へ通っている生徒の多くは、探偵になることが目標の人達です。
そしてその中の生徒の多くは現在も調査業務をおこなっている探偵事務所へ入社して働きながら技術を磨いていく人が多いのですが、なかには自分の探偵事務所を起業する人もいます。
探偵事務所を自分で興そうと考えたとき、何か特別なものが必要なのか?と考えますが、起業に関しては一般企業を興す手順とほとんど変わりません。
ただ、探偵会社を興すうえで絶対にしなくてはならない手順があります。
それは、自分が起業しようとしている探偵事務所の所在地の管轄の警察署から、都道府県の公安委員会へ探偵業の開始手続きの届出をしなくてはならないということです。
この届出は探偵業法でも定められている規則なので、もしも届け出がされていない状態で、調査業務をおこなった場合には法令違反になります。
届出をするタイミングは、起業の準備を行い、事務所の場所も決まって直ぐにでも調査が開始できるとなったときです。営業開始日の前日までにもよりの警察署経由で公安委員会へ届けを出すことになります。
探偵学校を卒業後、直ぐに自分の事務所を構えるといった人は少ないとは思いますが、それでもゼロではありません。
もしも自分の事務所の起業を考えている場合には今のことを忘れずに手続きしてください。